7日のニューヨーク市場で、ダウ工業株30種平均は前日比249ドル安の1万3,113ドル38セント(速報値)の終値だった。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は前日比48.62ポイント安の2,565.70ポイントで終えた。8月の雇用者数が増加するとの市場予想に反して減少したことが嫌気された。
米労働省が発表した8月の雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比4,000人減で、2003年8月以来4年ぶりに前月を下回ったことから市場に動揺を与えた。失業率は4.6%で横ばいだった。
市場では、住宅市場の低迷、債務不履行の増加、信用収縮などの問題に米経済がどれだけ持ちこたえているかを示す指標として雇用統計を注目していた。4年ぶりの減少という結果は米経済全体の健全性を表すものとして受け止められた。